2015年3月1日
もうすぐ3・11忘れられない,忘れてはならない日がやってきます.
今日は,午前中には休日診療でインプラント手術をして,午後からは歯科医師会主催の
災害コーディネーターの講習会へ参加.ぎりぎりに会場に飛び込むと,関東地区からの多くの先生方が参加されていて大講堂が満席.サテライト会場もありました.関心の高さがうかがわれました.私も,あの年,厚労省のボランティア派遣で南三陸に入りましたが,多くの歯科医師の先生方がやはり,当時,身元確認や歯科治療のボランティアに活躍し,今でもその気持ちを忘れずにいるのですね.備えあれば憂いなしとも言いますが,常日頃から危機管理として心しておくことは本当に大切ですね.また,講習の中で,災害の直後は着衣や所持品などからの身元判明が圧倒的に多いのですが,その後のある一定の時期に歯型や歯科治療痕による身元識別が有効な時期があるという統計が出されました.地域を超えて,災害時には共通の様式による記録の統一化などを学んできました.大変有意義な一日でしたが,疲れました.
2015年3月1日
インプラントは手術ですから怖いという気持ち,ご察しいたします.そんな時,歯科麻酔医によって鎮静法でリラックスして手術を受けて頂くことが可能です.しかーし,今回ばかりは患者様と麻酔の先生と当院のスケジュールがどうにもあわず,全員の都合が合うのが,日曜日だけで,鎌田先生,渡辺衛生士にお手伝いいただき,日曜日に手術いたしました.ピンポイントにインプラントの位置を決めなければならない症例でした.両隣の歯が根の先で迫ってきてきていますので少しでもずれたらアウトですから.もちろんこれもガイド手術を併用しつつ,この後,骨を膨らませる造成術も併用しています.みんなのスケジュールを合わせていくのって本当に大変なんです.麻酔医の西田先生も当院の両名のスタッフも患者様のためならばの気持ちでいつも,本当にありがとう.おかげで,また,よい手術ができました.