2019年3月24日
こんにちは、DH渡邉です。
おかげさまで、当院はもうすぐ開院5周年です。
【お口の中から、健康を支える】
ということは、この5年間、スタッフそれぞれが常日頃考えていたように思います。
今日はその中でも、
歯周病と糖尿病についてのお話をしたいと思います。
画像にあるように、
歯周病と糖尿病には相関関係があります。
歯周病が悪化すれば、糖尿病も悪化する。
糖尿病が悪化すれば、歯周病も悪化する。
ここでひとつ重要な点は、当たり前のように思われるかもしれませんが、
【早期発見・早期治療】
ということです。
当院では、
できるだけ快適にご自身の歯で過ごせるよう、歯周病治療にも最善を尽くしていますが、重篤に進行しすぎている治せない歯周病も、もちろんあります。
あと数年早く来ていただけてたら、
と思うことは多々あります。
痛みが出にくいので、歯周病の進行にご自身では気付きにくいというのはありますけどね。
先日、ここ数年担当されている患者様が、
「血糖値が落ち着いてきた」と報告してくださいました。
その方は、歯周病と糖尿病の関連性をご存知でしたので、
「ここに通って歯周病の治療を続けてきたからね」というところまで私に伝えてくださり、私は嬉しく思いました。
もちろん
歯周病の原因は糖尿病だけではないし、
糖尿病の原因も然りです。
色々な原因が複雑に絡んではいますが、
一方の治療が
もう一方に良い影響を与えることは確かに言えると思います。
うまくまとまりませんが、
歯医者さんの定期健診を
受ける方が増えたらいいなあと、
そして私は
適切な処置を先生や他スタッフと一緒に施せるように
日々勉強していこうと思います。
2019年3月18日
3月に入って日差しが柔らかくなってまいりました. 9日(土),10日(日)に東京で主にこれからインプラント治療を学んでいきたい歯科医師に対する講習会,インプラントベーシック2Daysの講師をしてまいりました.このコースは人気を頂いていて5期生にもなります.日本歯科大学柳井教授,東京医科歯科大学立川先生,鎌倉開業田中先生,そして私がメイン講師としてすべて女性陣講師による講習会です.この4人が中心となってWDAIという女性インプラントロジストの会を運営しています.今回私はセラミックによる審美修復や,デジタルによるインプラント治療などについての新しい情報を提供いたしました.
2日間にわたる充実したレクチャーに対して多くの質疑がなされ,女性として歯科医師として活躍していくためにこの会を利用してほしいという熱いメッセージが参加者に対しておくられ,主催側,参加者とも高揚感をもってコースの終了となりました.インプラントに関する学会等に参加するとやっぱり女性の人数はまばらなのですが,本会を通じて多くの女性歯科医師がインプラントを手掛けていくためのお手伝いができればと思っています.
インプラントは手術を伴うものなのでハードルが高いように感じますが,立川先生曰く,大学に偶発症やトラブルで相談を持ち掛けられるけど,たいがい女性の先生からってことはないのよ!!とのこと,女性の方が慎重なんじゃないって私たちは勝手に言ってます.
いま,歯学部の入学者は女性の方が多くなっている大学も増えています.輝ける女性の会となるべく活動中です.
2019年3月15日
みなさんこんにちはMAデンタルクリニックの鎌田です。先日、神奈川歯科大学の「口腔統合医療学講座 補綴・インプラント学」の納会に院長の渥美と共に参加してきました。神奈川歯科大学を退職して丸々5年が経過しますがまだ非常勤として籍が残っていて、1年に数度ですがインプラントの学生実習があるときはインストラクターとして参加しています。現在歯科医師国家試験の合格率は低く、各大学はその合格率を下げないために卒業させる学生を選抜しています。つまり国家試験の前に卒業試験に合格しなければ国家試験を受験する事さえできません。そのため学生はかなり必死で勉強をしています。インプラント実習でも大半の学生は真剣に取り組んでいて少しでも知識や技能を習得しようとしています。その中で少しでもお手伝いができることは大変有意義な事と思います。写真は口腔統合医療学講座 補綴・インプラント学 教授の木本克彦先生です。